2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[1F01-03] 核データ評価・ライブラリ開発

2021年9月8日(水) 10:00 〜 11:00 F会場

座長:中山 梓介 (JAEA)

10:15 〜 10:30

[1F02] ガウス過程を用いたハイブリッド核データ推定手法の開発

*岩元 大樹1、岩本 修1、国枝 賢1 (1. JAEA)

キーワード:核データ、機械学習、ガウス過程、核データ評価、過剰適合

ガウス過程を用いた機械学習に基づくハイブリッド核データ推定手法 (G-HyND) を開発した。本手法は、 実験データと原子核理論モデルに基づく解析データから構成されるデータを訓練データとして学習し、断面積などの核データを不確実性を含めて推定する。本発表では、実験データと解析データが核データの推定に相補的な役割を果たすとともに、これらを組み合わせて学習することで、核データをより合理的に推定できることを示す。 さらに本手法の枠組みで、ガウス過程に固有の問題である過剰適合及び計算コストに対する解決案を提示する。