15:15 〜 15:30
[1F09] ランダムウォークを導入した微視的平均場模型による核分裂片の収率
キーワード:核データ、核分裂収率、平均場模型、ポテンシャルエネルギー面、ランダムウォーク
核分裂反応で生じる核分裂片の収率は核データを整備する上で、最も基本的で重要である。
微視的平均場模型は原子核構造研究に基づく方法であり、
非経験的な手法で核データを予測する有効な手段の一つである。
但し、この模型は通常、原子核の一つの配位を記述するが、核分裂生成物の確率的な分布を記述しない。
そこで、核分裂片の収率を計算する為に、ランダムウォークの方法を取り入れ、
微視的平均場模型で得た236Uの多次元ポテンシャルエネルギー面上の経路の確率分布を計算する。
講演では有効相互作用依存性や先行研究と比較した結果を報告する。
微視的平均場模型は原子核構造研究に基づく方法であり、
非経験的な手法で核データを予測する有効な手段の一つである。
但し、この模型は通常、原子核の一つの配位を記述するが、核分裂生成物の確率的な分布を記述しない。
そこで、核分裂片の収率を計算する為に、ランダムウォークの方法を取り入れ、
微視的平均場模型で得た236Uの多次元ポテンシャルエネルギー面上の経路の確率分布を計算する。
講演では有効相互作用依存性や先行研究と比較した結果を報告する。