[1F12-14] Nuclear Data Measurement 1

[1F12] Nuclear fission of of ²⁵⁸Md produced in the ⁴He+²⁵⁴Es reaction

*Katsuhisa Nishio¹, Kentaro Hirose¹, Hiroyuki Makii¹, Riccardo Orlandi¹, Kazuaki Tsukada¹, Masato Asai¹, Atsushi Toyoshima¹, Krzysztof Rykaczewski² (1. JAEA, 2. ORNL)

Keywords:Nuclear fission, Es254, Md258, Fission-fragment mass distribution, Total kinetic Energy, JAEA tandem accelerator facility

これまで知られている自発核分裂の測定から²⁵⁸Mdは質量対称に核分裂することが予測されるが、この原子核の核分裂データは存在しない。本研究では、^４Heと²⁵⁴Esで励起状態の²⁵⁸Mdを生成し、この核分裂における核分裂片の質量数分布と全運動エネルギー分布を測定した。実験は、原子力機構タンデム加速器施設で行った。この結果、この原子核では質量対称核分裂と非対称核分裂が混在し、励起エネルギーのわずかな変化で両者の収率が大きく変化することを見出した。