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[1F13] 233U核データ妥当性検証のための微分及び積分実験
(1)KURNS-LINACを用いた233U核分裂断面積測定
キーワード:京大複合研ライナック、微分実験、TOF法、トリウム炉、U-233核分裂断面積
トリウム利用原子炉システムの成立性を工学的に議論する上で、核データライブラリにおける232Th, 233Uをはじめとする関連核種の断面積データの妥当性評価と、断面積データの不確かさが炉心核特性パラメータに及ぼす影響の両面からのアプローチが重要である。そこで、本研究ではKURNS-LINACにおいてTOF法を用いて233Uの核分裂断面積を熱領域からkeV領域まで測定し、既存の評価済み核データライブラリに収納されている評価値との比較を行った。