2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[1F12-14] 核データ測定1

2021年9月8日(水) 16:15 〜 17:15 F会場

座長:木村 敦 (JAEA)

16:45 〜 17:00

[1F14] 233U核データ妥当性検証のための微分及び積分実験

(2)KUCAを用いた233Uサンプル反応度測定

*佐野 忠史1、堀 順一2、高橋 佳之2、神田 峻1、寺田 和司2、八島 浩2、宇根崎 博信2 (1. 近大、2. 京大)

キーワード:KUCA、積分実験、サンプル反応度、U233、核データ、トリウム炉心

トリウム利用原子炉システムの成立性を工学的に議論する上で、核データライブラリにおける232Th、233U をはじめとする関連核種の断面積データの妥当性評価と、断面積データの不確かさが炉心核特性パラメータに及ぼす影響の両面からのアプローチが重要である。そこで、本研究ではKUCAにおいて233Uのサンプル反応度測定を実施し、各評価済み核データライブラリを用いた数値計算値と比較検討した。