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[1I10] 炉雑音解析手法への動的モード分解の適用
(2)bootstrap法を用いた統計的不確かさ評価
キーワード:炉雑音解析、動的モード分解、即発中性子減衰定数、不確かさ評価、ブートストラップ法
中性子計数率や測定時間が増加するにつれて、検出時刻情報のデータ数は膨大となる。それにより、全検出時刻情報データを読み込んで炉雑音解析手法を適用することが困難となり、その統計的不確かさを評価することが課題となる。この課題を解決するため、検出時刻情報を分割した小容量バイナリファイルに対して、bootstrap法により分割ファイルを復元抽出することで、動的モード分解を適用したRossi-α法による即発中性子減衰定数αおよび統計的不確かさを評価する実用的な手法について検討した。