2021 Fall Meeting

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Oral presentation

III. Fission Energy Engineering » 301-3 Research Reactor, Application of Neutron

[1J01-04] Research Reactor Operation/Management/Design

Wed. Sep 8, 2021 10:50 AM - 12:00 PM Room J

chair: Sin-Ya Hohara (Kindai Univ.)

10:50 AM - 11:05 AM

[1J01] Initiatives of developing engineering methods for application of graded approach to ensuring safety of research reactors

*Toru Nakatsuka1, Takashi Tsumura1, Yuiko Motome1, Masaki Amaya1, Taisuke Yonomoto1 (1. JAEA)

Keywords:research reactor, graded approach, safety regulation, risk profile

JAEAでは、原子力施設に対する規制や安全確保の方法へのグレーデッドアプローチの適用に関連し、まず、本概念の適用が非常に重要と考えられる研究炉等に対して、2021年1月に報告された原子力学会原子力アゴラ特別専門委員会等による「研究炉等へのグレーデッドアプローチ適用に係る課題と提言」に示される内容の検討に取り組んでいる。効果的な規則類の整備に活用可能な工学的手法の整備として、これまでに、自身が有する試験研究炉を例として、設計基準を超える事故時の公衆への放射線影響の評価方法や、規則類が総体として目指すべき安全確保の目的と水準の明確化等の検討を行うとともに、新たに、事故時の放射線業務従事者の被ばく影響や簡易的なリスク評価手法の検討に着手した。本報告では、上記の工学的手法検討の概要、及びこれらの手法を用いて研究炉等の保安活動等にグレーデッドアプローチを適用する方法の検討計画について報告する。