[1J10-13] 高速炉熱流動2

[1J10] 長円形ノズルから流出する液噴流の流動様式と分裂挙動に関する研究

*Guofu Sun¹、Yi Zhan¹、大川 富雄¹、高田 孝²、青柳 光裕² (1. 電気通信大学、2. 国立研究機関法人日本原子力研究開発機構)

キーワード：単相噴流、長円形ノズル、噴流様式、最小分裂長さ

長円形ノズルで液単相噴流を噴射させる場合では噴流の表面に振動波が存在する。その波長は流量によって変化し、最終的に他の不安定要素と共に噴流の分裂を引き起こす。最小分裂長さは、噴流分裂の開始に必要な最小距離として定義され、固体面の衝突時に分裂した噴流はより顕著な液滴飛散を引き起こす結論の上で非常に実用的価値がある。試験流体は水、噴射方向は鉛直下向きにした。本研究は先行研究を参考した上で、長円形ノズルの単相噴流における三つの典型的流動様式を分別し、それぞれの分裂を引き起こす支配的不安定要素により最小分裂長さの相関式を作成した。