2021年秋の大会

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[1K01-06] 規制・技術評価・受容性

2021年9月8日(水) 10:15 〜 12:00 K会場

座長:堀尾 健太 (電中研)

11:30 〜 11:45

[1K06] 核のごみ問題のOurs化―その意義と方法―

*石﨑 悠也1、谷口 和成2、野ヶ山 康弘3、澤田 哲生4 (1. 京都教育大附属高校、2. 京都教育大学、3. 京都教育大学附属京都小中学校、4. 東京工業大学)

キーワード:核のごみ、自分ごと化、Ours化、絵本、マンガ

高レベル放射性廃棄物(いわゆる核のごみ)の処分問題について多くの人が自分の問題として考えることが望ましい。私たちは他人事を自分の問題に、さらにみんなにとっての自分ごとにしていくプロセスを経ることがこの問題を広く共有し解決の糸口を見出す上で有効であると考える。我々はこのプロセスを「私たちの問題になる=Ours化」と呼んでいる。本発表ではそのための具体的な方法の一つとして、この問題の物語化、絵本、マンガ制作の効果について論じる。