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[1L09] ベリリウム資源の安定的な確保に向けた革新的金属精製技術開発研究
(5)増殖機能材料リサイクル技術への適用検討
キーワード:核融合炉、中性子増倍材、トリチウム増殖材、ベリリウム、リチウム、リサイクル
核融合原型炉ブランケットには増殖機能材料である中性子増倍材微小球が1基あたり約500トン、トリチウム増殖材微小球が1基あたり約300トン装荷され、そのブランケットは2〜5年毎に交換される。現在の原型炉ブランケット設計では、トリチウム増殖材と中性子増倍材の微小球の混合充填の設計案があり、その交換時においては資源の有効利用の観点から、増殖機能材料のリサイクル技術開発は不可欠である。本研究では、QSTが開発した化学処理及びマイクロ波加熱による金属精製技術のリサイクルプロセスへの適用検討について報告する。