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[1M04] 福島第一原子力発電所事故大気拡散計算における乾性沈着量誤差要因検討
キーワード:原子力、福島第一原子力発電所事故
先行研究で、1F事故対象の大気拡散モデルによる放射性物質大気中濃度及び沈着量再現では、湿性沈着量の物理的な考察により弱雨時の沈着量再現が改善されたが、未だに実測値との不整合が多い。本研究では、乾性沈着計算の誤差要因を把握して今後の再現性向上のためのモデル改良指針を得ることを目的とする。
大気拡散計算ではラグランジュ型のモデルを用いた。計算結果から、乾性沈着のみが寄与した地点を選択し、プルーム飛来と沈着量計算の経時変化を評価するために、線量率実測値と大気中濃度計算値を比較した。誤差要因を検討し、得られた結果から乾性沈着過程モデルを改良した。
大気拡散計算ではラグランジュ型のモデルを用いた。計算結果から、乾性沈着のみが寄与した地点を選択し、プルーム飛来と沈着量計算の経時変化を評価するために、線量率実測値と大気中濃度計算値を比較した。誤差要因を検討し、得られた結果から乾性沈着過程モデルを改良した。