[2A01-04] Stabilization & Immobilization 1

[2A02] Development of stable solidification technique of ALPS sediment wastes by apatite ceramics

(7)Characteristics of apatite and phosphate waste forms with doped Cs, Sr and lanthanide

*Masahiko Nakase¹, Miki Harigai¹, Eriko Wada¹, Kazuo Utsumi¹, Shun Kanagawa², Takatoshi Hijikata², Yoshikazu Koma³ (1. Tokyo Tech, 2. CRIEPI, 3. JAEA)

Keywords:ALPS sediment waste, Apatite, Phosphate, Sintering, Uniaxial press sintering, Characterization

ALPS沈殿系廃棄物のアパタイト、リン酸塩固化体・成型体について、骨格構造、固化体内に固定化したSr、Cs、アクチノイドを模擬したランタノイドとしてEu、Ceの状態を種々の手法で調査した。沈殿法で合成したCa、Mg、Feを主成分としたリン酸塩乾燥体は結晶質とアモルファス質の混合物がえられたが、焼成、一軸圧縮焼成により結晶性の高い形態に転化された。XRD及びXAFSにより、主にCaとMgはウィットロッカイト、Feは処理前後で局所構造が変化せずリン酸鉄として存在することが分かった。焼成や一軸圧縮焼成処理の前後ではCs、Sr、Euの価数は変化せず、4価でドープしたCeは3価と4価に不均化した。Pは形態変化を反映した局所構造変化が確認された。XPSではFe以外の主要元素の電子軌道は高エネルギー側にシフトし、処理により結合が強固になることが示唆された。発表では、系統的な物性評価結果を示す。