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[2B12] 気相パルス放電法を用いたリン酸ジブチルの分解 における諸操作因子の効果
キーワード:パルス放電
本研究では、模擬アルカリ廃液中のリン酸ジブチル(DBP)を効率的に分解する手法の一つとして「気相パルス放電法」に着目し、回分型小型反応器(材質:ガラス製、内容積:80mL、高電圧側電極:タングステン、グランド側電極:SS316)を用いた模擬廃液(DBP初濃度:5g/L)の気相パルス放電分解試験を種々の操作条件下で行った。DBP転化率に与える塩濃度、印加電圧、ガス種、放電繰り返し周波数、放電時間などの効果を実験的に調査したところ、いずれのパラメータも転化率に大きく依存することが確認できた。発表では、これらの実験データの速度解析およびエネルギー効率の算出を通して、好適なDBP分解条件策定に向けた検討結果を報告する。