2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[2C10-15] 事故炉の廃止措置技術1

2021年9月9日(木) 14:45 〜 16:25 C会場

座長:出光 一哉 (九大)

15:45 〜 16:00

[2C14] 燃料デブリ用収納缶の開発

(17)使用済燃料試験による水素発生予測法の適用性確認

*小川 健太1、内山 秀明2、松岡 寿浩3、宮原 康文4、石田 一成1、松下 雄一1 (1. IRID/日立GE、2. IRID、3. IRID/MHI、4. IRID/東芝ESS)

キーワード:燃料デブリ、収納缶、放射線分解、水素発生、G値、使用済燃料

燃料デブリを収納した収納缶内において、水の放射線分解により発生する水素の発生量を評価するための水素発生予測法を検討している。今回、水素発生予測法の適用性確認を目的として、粒径、攪拌有無をパラメータとした使用済燃料ペレット片を用いた水素発生試験を実施した。その結果、試験で確認された水素発生量は、水素発生予測法で評価した水素発生量の最大値よりも十分小さい値であり、水素発生予測法で評価した水素発生量には保守性があることから、水素発生量の予測法として適用できることを確認した。