2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[2E15-20] 小型炉・事故評価モデル・炉出力分布推定

2021年9月9日(木) 16:10 〜 17:50 E会場

座長:西岡 佳朗 (東芝ESS)

16:10 〜 16:25

[2E15] 多目的利用を実現する軽水小型PWRの開発

パッシブ炉心冷却システムの開発

*廣田 直亮1、木谷 朋之1、片岡 嘉彦1、谷口 洋1 (1. 三菱重工)

キーワード:小型炉、パッシブ炉心冷却システム

脱炭素社会の実現、分散型電⼒供給システムへの適用性を考慮し、軽水小型PWRの開発に取り組んでいる。開発している軽水小型PWRは、電力網が整備されていない新興国や離島といった小規模電力網への発電炉としての適用性、または電力網未整備地域向けなどのモバイル電源や舶用動力としても利用可能な船舶搭載炉への適用性がある。軽水小型PWRの安全性は、福島第一事故の教訓を踏まえた深層防護概念を取入れており、特に安全設備に関してはパッシブ設備を積極的に採用している。本報告では、パッシブ炉心冷却システムの開発状況について紹介する。