[2E15-20] 小型炉・事故評価モデル・炉出力分布推定

[2E18] MAAPにおけるISLOCAのモデル化

*楠木 貴世志¹、高木 俊弥¹ (1. 原子力安全システム研究所)

キーワード：シビアアクシデント、モデル化、インターフェイスシステムLOCA

本研究では事象進展予測システムを用いて多様な事故シナリオに迅速に対応するため，安全性向上評価（内部事象PRA）に記載されている起因事象をもとに，事前にMAAPにおいてモデル化しておくことが望ましい起因事象の検討を行った。その結果，インターフェイスシステムLOCA（ISLOCA）を抽出し，MAAPにおいてそのモデル化を行った。モデルの動作確認を行った結果，事象発生約1時間以降は1次冷却材圧力及び1次冷却材温度は有効性評価より高くなる傾向となったが，プラント挙動はおおむね再現することができた。