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[2F06] 141Pr標的への重陽子入射反応による140Nd生成反応断面積の測定
キーワード:医療用放射性核種生成、放射化断面積、ネオジム-140
140Prは陽電子放出核種であり、陽電子放出断層撮影(PET)で利用可能である。しかし、140Prは半減期が3.39分と非常に短いため、その親核である140Nd(半減期3.37日)をジェネレーターとして利用する必要がある。140Ndは荷電粒子入射反応で生成するが、先行研究が少ないのが現状である。そこで我々は、140Nd生成反応の一つである141Pr標的への重陽子入射反応について、放射化断面積を測定した。実験は、理化学研究所AVFサイクロトロンで24 MeVに加速した重陽子を用い、積層箔放射化法およびガンマ線スペクトロメトリーにより導出した。本発表では、この実験で得られた結果を報告する。