[2G14-17] PRA手法

[2G16] ファジィ推論を用いたマルチユニット影響を考慮した人的過誤率評価

*張 承賢¹、山口 彰¹、花井 智海²、新崎 聡司²、黒川 貴正²、豊嶋 謙介²、泥谷 雅之² (1. 東京大学、2. 原子力エンジニアリング)

キーワード：マルチユニット影響、人的過誤率、ベイジアンネットワーク、ファジィ推論

マルチユニットサイトで重大事故発生すると、隣接するプラントを含むシステムの事象進展によってプラントシステムの状況は時々刻々変化するため、事故対応中の運転員の人的操作に関する時間余裕、ストレスレベルといった要素も変化すると考えられる。しかし、従来の人的過誤率評価手法では、これらの環境変化による影響を考慮することが困難であった。本研究では、ベイジアンネットワークモデルとファジィ理論を用いてマルチユニット影響による環境変化を考慮した人的過誤率の評価を実施した。