15:55 〜 16:10
[2H13] 4層フォスイッチ検出器によるβ・γ同時弁別型線量計の開発
(3)線量率測定精度の評価
キーワード:β線、γ線、フォスイッチ、シンチレータ
福島の廃炉現場では、従来運転プラントに比べFPに由来するβ線管理が極めて重要である。眼の水晶体線量限度の引き下げの法制化に伴い、より簡便かつ確実なβ線線量率測定技術の実現が課題となっている。
高線量環境下でβ線線量率を含む線量率の測定を簡易で行うため、4層フォスイッチ検出器に波形弁別アルゴリズム適用させた検出器を開発している。本検出器は、3種類のシンチレータで得られる信号を、リアルタイムでβ線(低、中、高エネルギーの3群)、γ線に弁別することで、一度の測定でβ線線量率(70um線量当量、3mm線量当量)、γ線線量率を測定可能である。目標の精度達成できるアルゴリズムの開発、及び開発アルゴリズムを適用した際の線量率測定精度について報告する。
高線量環境下でβ線線量率を含む線量率の測定を簡易で行うため、4層フォスイッチ検出器に波形弁別アルゴリズム適用させた検出器を開発している。本検出器は、3種類のシンチレータで得られる信号を、リアルタイムでβ線(低、中、高エネルギーの3群)、γ線に弁別することで、一度の測定でβ線線量率(70um線量当量、3mm線量当量)、γ線線量率を測定可能である。目標の精度達成できるアルゴリズムの開発、及び開発アルゴリズムを適用した際の線量率測定精度について報告する。