2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2I01-02] 解析手法開発1

2021年9月9日(木) 09:30 〜 10:10 I会場

座長:家山 晃一 (MHI)

09:30 〜 09:45

[2I01] 感度係数行列を用いた線形近似に基づくモンテカルロ計算代理モデルの妥当性検証

*山口 響1、福井 悠平1、遠藤 知弘1、山本 章夫1 (1. 名大)

キーワード:代理モデル、摂動論、感度係数、線形近似

摂動論によって推定された感度係数行列を用いた線形近似により代理モデルを構築することができる。これにより、連続エネルギーモンテカルロ計算などの大きな計算コストを要する核計算をすることなく、核データ摂動に対する核特性摂動量を低コストで予測計算することができる。本発表では、Godiva体系を対象として、核データを摂動させた連続エネルギーモンテカルロ計算により得られた参照解と代理モデルによる予測計算結果を比較することで、代理モデルの妥当性について検証した。