2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2I03-08] 解析手法開発2

2021年9月9日(木) 10:10 〜 11:55 I会場

座長:渡邉 友章 (JAEA)

10:55 〜 11:10

[2I06] 生体内の光輸送計算における反射効果に対する中性子輸送計算法の適用性

*伊藤 雅人1、天野 虎之介1、遠藤 知弘1、山本 章夫1 (1. 名大)

キーワード:輻射輸送方程式 、MOC、角度分点セット、反射

生体内の光輸送計算では、屈折率の異なる境界面での光の反射効果の適切な取り扱いが必要になる。本研究では、中性子輸送計算手法の一つであるMOCに基づき、反射角により反射率が変化する効果を取り扱った光輸送計算コードを作成した。反射効果を考慮した光子束の角度分布を表現する角度分点セットとして、中性子輸送計算において従来用いられてきた角度分点セットが有効か検討を実施した。