2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2I16-19] 不確かさ評価

2021年9月9日(木) 16:50 〜 18:00 I会場

座長:佐藤 駿介 (電中研)

16:50 〜 17:05

[2I16] 塩化物を用いた溶融塩高速炉の炉心特性と35Cl核断面積の影響

*田原 義壽1、稲倉 恒法1、千葉 敏1 (1. 東工大)

キーワード:溶融塩炉、塩化物塩、高速炉、(n, p)反応

塩化物溶融塩を用いた溶融塩高速炉の臨界性、反応度係数および遅発中性子パラメータをモンテカルロコードSERPENT2で評価した結果、塩化物を用いるとスペクトルが非常に硬くなるため、35Clの(n,p)反応断面積の差が炉心特性に与える影響が非常大きいことが分かった。