[2J14-19] シビアアクシデント2

[2J15] デブリ冷却に関する研究と粒子状デブリ冷却性実験の展開

(2)粒子状デブリ冷却性に関する解析コード開発状況

*堀田 亮年¹、秋葉 美幸¹、菊池 航¹、大川 理一郎²、植田 翔多²、新井 崇洋²、古谷 正裕² (1. 規制庁、2. 電中研)

キーワード：粒子状デブリ、二相流動様式、ドライアウト、DPCOOL

デブリベッド内二相流動解析コードDPCOOLは、Lipinski 0-D理論との比較により検証され、IKE-DEBRIS試験、VTT-COOLOCE13試験等の発熱粒子層におけるドライアウト実測値との比較等を通じて妥当性を確認した。
制御棒案内管や冷却管は、デブリ内ににおいて冷却性向上に寄与することが考えられる。冷却管の外壁面と発熱粒子層の接触による熱伝達は、接触面積だけでなく、小粒径粒子層中の二相流動様式により影響を受けることが理解されている。
こうした観点から、粒子状デブリ冷却実験において得られる知見に対する期待と計測項目についてまとめる。