[2K03-06] Nuclear Nonproliferation & Nuclear Security Technology

[2K06] Development of a Neutron Resonance Transmission Analysis system using a Laser Driven Neutron Source

*Fumiaki Ito¹, Jaehong Lee¹, Kota Hironaka¹, Tohn Takahashi¹, Satoshi Suzuki¹, Akifumi Yogo², Zechen Lan², Junichi Hori³, Kazushi Terada³, Mitsuo Koizumi¹ (1. JAEA, 2. Osaka Univ., 3. Kyoto Univ.)

Keywords:Neutron Resonance Transmission Analysis, Laser Driven Neutron Source, Time-Of-Flight

核不拡散技術開発の一環として、レーザー駆動中性子源を用いた核共鳴透過分析(NRTA)システム（中性子飛行時間（TOF）測定システム）の技術開発を行っている。NRTAは核物質を非破壊にて検査する有用な手法であるが、中性子線源を含めて大型施設が必要であったこと等により、研究用などの極めて限定的な用途に用いられてきた。近年では加速器等を用いた様々な小型の中性子線源が開発・実用化され、核燃料再処理施設等での核物質の計量管理にNRTAを用いるハードルは徐々に下がってきている。こうした中性子源の一つとして、レーザー駆動中性子源が挙げられる。我々はレーザー駆動中性子源を用いたNRTAの実証と、それを基にレーザー駆動中性子源に求められる仕様を明らかにすることを目的としている。本発表では、LDNSを用いたNRTAシステム開発状況を報告する。