15:45 〜 16:00
[2M13] 福島における放射性物質分布調査
(19)空間線量率の変動の確率過程によるモデル化と異常値の検出
キーワード:空間線量率、確率過程
事故後、各地で継続的に計測されている空間線量率のゆらぎをOrnstein-Uhlenbeck(O-U)過程と呼ばれる簡単な確率過程を用いてモデル化を行い、測定値はO-U過程に従うとして矛盾しないことを示した。確率過程を用いると異常値の検出ができる。モデルから決まる標準偏差σとすると、3σを超える大きな指示値を得た際は注意することを提案した。