2021年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2M15-19] 環境動態

2021年9月9日(木) 16:30 〜 18:00 M会場

座長:永井 晴康 (JAEA)

16:45 〜 17:00

[2M16] 降雨によるラドンフラックス変動が広域大気中濃度に与える影響の数値解析

*水谷 二千翔1、山澤 弘実1、森泉 純1 (1. 名大)

キーワード:ラドン、散逸フラックス、長距離輸送、大気拡散モデル、降雨

降雨イベントによるラドンフラックスの時間変動が大気中濃度に与える影響を数値実験により検討した。降水で生じる間隙水によって土壌間隙中のラドンが大気に押し出される現象をラドン散逸モデルに組み込み、降水の影響を考慮したラドンフラックスを得た。このフラックスを用いた長距離ラドン大気輸送シミュレーションを行い、八丈島での実測値との比較を行い、大気中濃度の再現性を検討した。