[3A01-04] 安定化・固定化3

[3A04] 福島第一廃炉汚染水処理で発生する廃棄物の先行的処理に係る研究開発

(19)鉄共沈スラリー混合固化体の照射特性

*佐藤 淳也¹、角田 あやか¹、今泉 憲²、菊地 道生³、山本 武志³、金田 由久⁴、大澤 紀久⁴、大杉 武史¹、曽根 智之¹、黒木 亮一郎¹ (1. IRID/JAEA、2. 東京パワーテクノロジー、3. 電中研、4. 太平洋コンサルタント)

キーワード：福島第一原子力発電所、汚染水処理二次廃棄物、セメント、アルカリ活性材料、放射線分解

福島第一原子力発電所で発生する汚染水処理二次廃棄物の処理処分に向けて既存処理技術の適用性を検討するため、セメントやアルカリ活性材料を用いて模擬廃棄物を固化し、硬化性や固化試料の物性等に関する基礎データを取得している。本研究では、模擬鉄共沈スラリーの固化試料に対してγ線照射試験を行い、水素発生量を測定するとともに模擬鉄共沈スラリーの添加が水素発生に及ぼす影響を調査した。