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[3B08] 放射性廃棄物の減容化に向けたガラス固化技術の基盤研究
(88)使用済MOX燃料由来のガラス固化体の発熱量と処分場面積への影響評価
キーワード:核燃料サイクル、MOX、ガラス固化体、燃焼度、地層処分、発熱率、処分場面積
今後プルサーマル計画の推進により増加が予想される使用済MOX燃料は、従来の廃棄物に比べ白金族元素等の不純物や発熱性の高いマイナーアクチニド(MA)が多く含まれており、最終処分の際にガラス固化体発生本数や処分場面積の増加が懸念される。そのため地層処分の負荷軽減に向けて廃棄物減容・有害度低減等の技術開発が進められている。本研究では、UO2燃料再処理条件を考慮することで使用済MOX燃料由来のガラス固化体の組成や発熱量を評価し、処分システムへの熱影響として廃棄体専有面積への影響について検討した。さらに、廃棄物のインベントリに影響するパラメータである燃焼度の影響についても検討・考察した。