2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3C08-11] 解体・除染・評価技術2

2021年9月10日(金) 11:25 〜 12:30 C会場

座長:島田 太郎 (JAEA)

11:25 〜 11:40

[3C08] 小口径配管のブラスト除染装置のメカニズムに関する基礎研究(その4)

*甲斐 晟豪1、池田 遼1、高橋 秀治1、谷口 隼人2、川島 彰彦2、高橋 浩3、神坐 圭介4、木倉 宏成1 (1. 東京工業大学、2. 新東工業株式会社、3. 富士古河E&C株式会社、4. 富士電機株式会社)

キーワード:廃止措置、小口径配管、ブラスト研磨、バレル研磨、除染

原子力発電所において圧力容器とタービンを結ぶ配管や蒸気発生器などの冷却系配管設備は,原子炉運転中にCRUDと呼ばれる酸化腐食粒子が配管材などから放出され,炉内で放射化,再度配管に吸着されるという流れを経て,その表面に放射性核種を含む腐食が発生する.原子炉解体にあたり,これらの分離,除染は廃棄物の量を減らすためにも重要な工程となる.本研究では,ブラスト研磨機の除染特性を調査するため,模擬汚染体を用いた模擬除染試験を行ったのでこれを報告する.