2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3C08-11] 解体・除染・評価技術2

2021年9月10日(金) 11:25 〜 12:30 C会場

座長:島田 太郎 (JAEA)

11:40 〜 11:55

[3C09] モンテカルロコードを用いた放射化量評価のための炉心体系の簡易化検討

*能任 琢真1、木下 哲一1、小迫 和明1、中島 均1、佐々木 勇気1、鳥居 和敬1、大槻 勤2、稲垣 誠2、関本 俊2 (1. 清水建設、2. 京大複合研)

キーワード:廃止措置、放射化、シミュレーション、簡易モデル

原子力発電所の廃止措置時に炉心付近の放射化量を正確に推定するために、計算体系に由来する放射化量への影響を検討した。京都大学複合原子力科学研究所の研究用原子炉内で標準物質に中性子を照射して得られた比放射能の実測値と、モンテカルロ計算により得られた中性子フラックスを使った放射化計算の結果を比較した。この際、モンテカルロ計算の炉心体系を段階的に簡易化し、影響を評価した。