[3E_PL03] 事例検討
外的事象にかかる標準
東京電力福島第一原子力発電所事故から10年を経て、原子力学会標準を取り巻く状況は大きく変化している。2020年4月からの新検査制度と継続的な安全性向上の取り組み、規制委員会による学協会規格の技術評価、学協会規格の整備への電気事業者の積極的な参画、民間ガイドラインの整備・活用、などがある。事故10年を越えて将来に向けた標準委員会の活動戦略を改めて検討すべきタイミングである。そこで、「外的事象安全にかかる規格、標準の基本的考え方」を事例に、標準の策定と関係組織(規制機関、事業者、研究機関、産業界)による活用について意見交換を行い、標準委員会の今後の活動に役立てる。