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[3H02] レーザー駆動中性子源を用いた同位体生成と放射化法による中性子フルエンスの測定
キーワード:レーザー駆動中性子源、放射化法、(n, 2n)反応
超高強度レーザーが発達し、レーザー生成プラズマにより発生する高エネルギーイオンは幅広い分野での応用が期待されている。このレーザー加速イオンの応用の一つに核反応を利用した中性子発生があり(レーザー駆動中性子源)、宇宙における元素合成過程の研究などに応用が期待される。レーザー駆動中性子源で発生する中性子は数十MeVの最大エネルギーを有する。実験では8 MeV以上の中性子が寄与する核反応である(n, 2n)反応が起こったことを示す結果が得られた。講演者らは、中性子飛行時間計測法と(n, 2n)反応を組みあわせた計測法を開発し、レーザー駆動中性子の測定を行った。この手法は、中性子照射ターゲットが減速材内部に設置された場合でも有効な測定手法であり、レーザー駆動中性子源の宇宙核物理学への応用などに利用できる。