2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[3K10-13] 高速炉炉心・燃料2

2021年9月10日(金) 14:45 〜 15:55 K会場

座長:太田 宏一 (電中研)

15:00 〜 15:15

[3K11] Naボイド係数の低減に向けた高速炉の最適化に関する検討

(2)炉心形状の自動探索

*森下 裕貴1、大池 宏弥1、遠藤 知弘1、山本 章夫1 (1. 名大)

キーワード:高速炉、Naボイド係数、山登り法、CBZ

高速炉は冷却材であるNaボイド係数が正になりやすい課題を有している。Naボイド係数の負の反応度の主要成分は炉心寸法に対する感度が高い中性子漏洩量であるため、本研究では、山登り法に基づく炉心寸法の最適化を試みることで、Naボイド係数低減の検討を行った。炉心特性評価には核特性解析システムCBZを用い、サイクル寿命末期における炉心実効増倍率を制約条件として、Naボイド係数を低減できる炉心寸法をRZ二次元体系において探索した。