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[2J01] ガラスパウダーペレット供給を用いた高レベル放射性廃棄物のガラス固化
キーワード:高燃焼度使用済み燃料、ガラスパウダーペレット、放射性廃棄物ガラス固化
原子力発電所から排出される使用済み核燃料は再処理され、その過程で生じる高レベル放射性廃液(HLW)は、溶融炉を用いてガラス原料と溶融させ、廃棄物固化ガラスとして不動化される。本研究では、近年新たに排出が想定される高燃焼度使用済み燃料から廃液について、ガラス化プロセス中での反応性向上に向けて、ガラス原料形態が及ぼす影響について調べた。HLWとの反応表面積の大きいガラス粉末を用いて作製したペレット調製法を開発し、模擬廃液を同時供給した際におこる電気炉上部の仮焼層と呼ばれる層をラボスケールで作製、溶融することで、熱履歴による仮焼層内部で生じる反応を追跡した。ガラス原料形態がガラス溶融に及ぼす影響を検討し、次世代の溶融方法についてのフィージビリティについて議論する。