2022 Fall Meeting

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Oral presentation

V. Nuclear Fuel Cycle and Nuclear Materials » 505-2 Waste Disposal and Its Environmental Aspects

[2C15-20] Migration/Sorption2

Thu. Sep 8, 2022 4:10 PM - 5:50 PM Room C (E1 Bildg.2F No.22)

Chair:Takamitsu Ishidera(JAEA)

4:10 PM - 4:25 PM

[2C15] Study for improvement in reliability of performance assessment of vitrified waste in geological disposal

(1) Overview

*Ryuta Matsubara1, Keisuke Ishida1, Kiyoshi Fujisaki1, Katsuhiko Ishiguro1, Yaohiro Inagaki2, Takahiro Ohkubo3, Hajime Iwata4 (1. NUMO, 2. Kyusyu University, 3. Chiba University, 4. JAEA)

Keywords:geological disposal, nuclear waste glass, performance assessment

地層処分システムの安全機能の一つとして、ガラス固化体には地下水に対する低い溶解速度による放射性核種の放出抑制が期待されている。そのため、地層処分事業においては、ガラス固化体の安全機能が処分場を閉鎖した後の長期にわたりどのように働くかを評価して、地層処分システムの安全性を示すことが求められる。そこで、地層処分事業の実施主体であるNUMOは、ガラス固化体の性能評価の信頼性向上を目指して、地質環境や処分場の状態を考慮した環境条件と、その環境条件下で生じる現象の理解を深めることでガラス溶解速度に寄与するプロセスをできるだけ忠実に反映したガラスの長期溶解挙動を予測するモデル開発に取り組んでいる。本発表では、モデル開発に向けた技術開発戦略を示すとともに、モデルへ反映するプロセスの知見拡充のために現在実施している実験的手法または計算シミュレーションによる取り組み概要を報告する。