2022年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2I14-19] 核種移行評価

2022年9月8日(木) 16:20 〜 18:00 I会場 (E1棟3F 34番教室)

座長:木名瀬 栄(JAEA)

17:05 〜 17:20

[2I17] 日本域で高沈着をもたらすPb-210広域大気輸送の特徴の数値モデル解析

*山澤 弘実1、松本 達也1、 蔡 宇2 (1. 名大院工、2. 東大院新領域)

キーワード:ラドン、鉛210、長距離大気輸送、数値モデル、北半球

世界的にも特徴的に高い冬季日本海側でのPb-210湿性沈着の要因として、季節風による輸送と日本海側での大きな降水量が指摘されている。これに加えて、大気中での寿命が比較的長いエアロゾル付着Pb-210の長距離輸送について、日本に影響する主要な発生域及び輸送経路等の観点から北半球対象の大気輸送・沈着モデルによる長期間計算により解析し、相関規模気象場との関係を議論する。