2022 Fall Meeting

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Oral presentation

VII. Health Physics and Environmental Science » Health Physics and Environmental Science

[2I14-19] Radionuclides Migration

Thu. Sep 8, 2022 4:20 PM - 6:00 PM Room I (E1 Bildg.3F No.34)

Chair:Sakae Kinase(JAEA)

5:20 PM - 5:35 PM

[2I18] A Study on the Applicability of CFD Models for Atmospheric Diffusion under Various Stable Conditions to Administrative Regulations

*Gaku Sasaki1, Jiro Yoneda1 (1. Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.)

Keywords:Atmospheric Diffusion, CFD, Exposure evaluation

原子炉施設における安全解析の被ばく評価では、風洞実験を用いて地形や建屋影響を考慮した放射性物質の放出源高さとして有効高さを算出する必要がある。その算出にあたっては、実験の制約上、高さ方向に温度(温位)分布がない気象条件(大気安定度が中立)を前提としている。一方で、実大気中で出現し、かつ拡散場が異なる非中立状態での評価を実現するためには、困難さ(温度成層風洞の整備、行政規制が規定する諸条件の再現など)を伴うことから、技術的課題となっている。そこで本研究では、基礎研究の観点で風洞実験や数値シュレーションによる実現象の再現(気流)を試みた先行研究を参考に、シミュレーションでの非中立への適用性(非中立時の行政規制として定められた拡散幅)を検討した。