2022 Annual Meeting

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Oral presentation

V. Nuclear Fuel Cycle and Nuclear Materials » 501-2 Nuclear Fuel and the Irradiation Behavior

[1I09-13] Fuel Production/Storage Technology

Wed. Mar 16, 2022 2:45 PM - 4:05 PM Room I

Chair: Fumihiro Nakamori (CRIEPI)

3:15 PM - 3:30 PM

[1I11] Sintering behavior of recycled MOX powder

*Shinya Nakamichi1, Takeo Sunaoshi2, Hiroki Uno2, Tadahisa Yamada2, Kazuyuki Okumura1 (1. Japan Atomic Energy Agency, 2. Inspection Development)

Keywords:recycled powder, sintering, dilatometer

MOX粉末のような混合粉末の焼結では、昇温過程において低温側でUO2同士の粒子間の拡散に伴う収縮が、高温側ではUO2-PuO2間の固溶体形成のための拡散に伴う収縮が生じる。この昇温中における2段階の収縮挙動は溶液状態でPu濃度の調整を行い粉末化したマイクロ波脱硝粉末を用いた場合でも確認されている一方、UO2あるいはPuO2単体の場合では確認されていない。 乾式回収粉末は燃料仕様から外れた焼結体ペレットを粉砕したものであり、焼結前から固溶体を形成した粉末と見なすことができる。燃料製造の過程では規格外品が必ず発生するため効率的に再利用することが求められるが、乾式回収粉末は一度焼結を経験しているため、これを燃料に混ぜた場合、密度低下を招くことが知られている。 本研究では乾式回収粉末の焼結性を理解するため、プルトニウム燃料技術開発センターで用いている乾式回収粉末を単独で成型し、熱膨張計による成型体からの収縮挙動を評価した。