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[3C07] タンデム静電加速器用小型冷陰極PIG負イオン源のエミッタンス測定
キーワード:PIGイオン源 、タンデム加速器 、エミッタンス測定、プロトン、ペッパーポット法
都市大原研で運用している1.7MVタンデム静電加速器用の冷陰極PIG(Penning Ionization Gauge)負イオン源の改良を進めている。本イオン源は負イオンを引き出す際に磁場の影響を受け、引き出したい方向に対して角度を持ってしまうという欠点がある。効率よくビームを加速させるためには、ビームを正しい軌道に極力近づけて引き出すことが望ましい。本研究では、引出電極内に永久磁石(フェライト磁石)を追加しビーム軌道補正を行うための検討を行った。 ビーム軌道補正を検討するために、ペッパーポット法を用いてビームエミッタンスを測定した。このビームエミッタンス測定結果に基づいて、ビーム軌道補正とビーム強度変化の関係について議論した。