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[3C09] IFMIF原型加速器LIPAcの現状
(1)Phase-B+試験の進捗
キーワード:陽子・重陽子加速器、大電流CW、RFQ、中性子源
IFMIF加速器のプロトタイプである原型加速器(LIPAc)の実証試験が欧州との共同事業で青森県六ヶ所村の量研六ヶ所研究所において進められている。LIPAcは125 mAの重陽子ビームを9 MeVまで加速し、連続(CW)運転することを目標としており、2019年8月までに高周波四重極加速器(RFQ)による125 mA重陽子短パルスビームの加速を達成している。その後、追加のビーム輸送系と大電力ビームダンプの据付を完了し、現在は2021年7月から開始したRFQの長パルスビーム加速試験(Phase-B+)が進行中である。本発表では、Phase-B+試験の状況について報告する。