中瀬研は理学×工学×デジタルのアプローチで革新的原子力システム研究を推進しています。多くの研究テーマを取り扱っていますが、以下の4点に集約されます。

①新たな原子力システムの構築(革新原子炉、再エネと協奏したエネルギーシステム)
②核燃料サイクル(サイクル統合化、再処理・バックエンド)
③福島復興・再生研究(廃棄物、デブリ)
④アクチノイド化学

中瀬研では、これらの研究を結節し大きなビジョンを描くために、統合核燃料サイクルシミュレーターNMB4.0 (Nuclear Material Balance 4.0)を日本原子力研究開発機構と共同で開発しています。NMB4.0は高速な計算アルゴリズムを備え、燃料製造、再処理、処分といった広汎な核燃料サイクルのプロセスや多様な炉型に対応し、それらの組合せやパラメータを柔軟に設定できるなど、将来想定される多様な原子力利用シナリオを解析可能です。
エネルギーや原子力戦略を闊達に議論するため、NMB4.0はオープンソースのシナリオシミュレーターとして一般公開されています。2022年3月に公開以降、国内外30機関、120名以上のユーザーを獲得してきています。今後、更なるユーザーコミュニティの拡大や深化に向けて研究会やシンポジウムを開催予定です。一緒に将来の原子力利用を予測・研究してみませんか？
ユーザー募集中です！我々TEAM NMBがあなたの学びをサポートします！
NMB4.0 Channel


以下、中瀬研とNMBの資料です。
中瀬研紹介
NMB4,0：プレスリリース
NMB紹介
「原⼦⼒将来シナリオ」研究専⾨委員会 設⽴提案書