14:45 〜 15:00
[1C06] 東海再処理施設における低放射性廃棄物の処理技術開発
(31) 実規模混練によるセメント固化の検討
キーワード:東海再処理施設、LWTF、低放射性廃液、セメント固化
東海再処理施設の低放射性廃棄物処理技術開発施設(LWTF)は、再処理施設より発生する低放射性の液体廃棄物及び固体廃棄物を処理する施設である。LWTFで処理する液体廃棄物は、低放射性濃縮廃液とリン酸廃液であり、これらはセメント固化する計画である。低放射性濃縮廃液については、既設の核種分離設備及び新設する硝酸根分解設備によりスラリ廃液と炭酸塩廃液に分離した後、セメント固化する。現在、硝酸根分解設備及びセメント固化設備の導入に向けて検討、設計を進めている。
本報告では、セメント固化に係る実規模混練試験により、炭酸塩廃液、スラリ廃液、リン酸廃液について、翌日までに硬化し、浮き水が発生しないこと、十分な圧縮強度を有することを確認したことを報告する。
本報告では、セメント固化に係る実規模混練試験により、炭酸塩廃液、スラリ廃液、リン酸廃液について、翌日までに硬化し、浮き水が発生しないこと、十分な圧縮強度を有することを確認したことを報告する。