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[1E10] 放射性廃棄物の減容化に向けたガラス固化技術の基盤研究
(116)ガラスマトリックスの開発 2022年度成果概要
キーワード:ガラス固化、高レベル放射性廃棄物、ガラスマトリクス
使用済みの高燃焼度燃料およびMOX燃料を再処理した際に発生する高レベル廃液は、溶融炉の運転性やガラス固化体の品質を下げる成分(Mo等の低粘性流体発生成分、白金族元素)の増加がすることが予想される。これらの廃液をガラス固化できるガラスマトリクスの開発を2019年度から進めており、今回、2022年度の成果として、ガラスマトリクスの改良による廃棄物充填率および化学的耐久性の向上、イエローフェーズの発生抑制効果について報告する。