2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[1E10-14] ガラス固化2

2023年9月6日(水) 15:30 〜 16:45 E会場 (オークマ工学機械工学館1F オークマホール)

座長:有馬 立身(九大)

16:15 〜 16:30

[1E13] 放射性廃棄物の減容化に向けたガラス固化技術の基盤研究

(119)廃液多様化に対応した廃液前処理化物のガラス溶融炉への適用性評価

*中野 邦彦1、宮嶋 篤海1、多田 晴香1、鬼木 俊郎1 (1. IHI)

キーワード:MOX燃料廃液、ガラス固化技術

将来的な使用済燃料の多様化に向け,使用済MOX燃料の再処理により発生する廃液(以下,MOX燃料廃液と称する)を対象としたガラス固化技術の開発を進めている。MOX燃料廃液の処理にガラス溶融炉を適用するに当たっては,廃液を濃縮する目的で粉体・顆粒化を行う前処理化技術の採用が検討されている。ガラス溶融炉の運転特性は,前処理化した廃液と前処理を行わない廃液とで大きく異なる可能性があるため,廃液前処理化物とリファレンスとしての前処理を行わない廃液を供給する小型ガラス溶融炉を用いた試験を実施し,仮焼層形成状態などの炉内状態や,揮発成分のオフガス移行特性,およびガラス固化体中のYP生成の有無等について確認し,廃液前処理化物のガラス溶融炉への適用性について評価を行った。

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