2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1F04-07] 燃料デブリ1

2023年9月6日(水) 10:50 〜 11:55 F会場 (オークマ工学機械工学館2F 講義室)

座長:中村 勤也(電中研)

11:35 〜 11:50

[1F07] 2色共鳴イオン化レーザーの稼働状態モニタリングシステムの開発

*松村 珠希1、吉村 昌稀1、森田 真人1、坂本 哲夫1 (1. 工学院大学)

キーワード:波長可変レーザー、質量分析、廃炉措置

現在、福島第一原発の廃炉作業が進められている。そのなかでも燃料デブリの性状把握は、デブリ取り出し作業においてきわめて重要である。発表者らが開発したレーザー共鳴イオン化スパッタ中性粒子質量分析法(R-SNMS)では、共鳴イオン化現象を用いて質量スペクトルにおける同重体干渉を抑制しつつ、微小粒子について元素イメージングと同位体比分析を同時に行うことができる。共鳴イオン化に用いる2台の波長可変Ti: Sapphire レーザーの稼働状態を、リアルタイムに監視することで、レーザーの状態が周辺環境に影響された場合の感知が可能となり、分析の信頼性を保つことに繋がる。本発表では、レーザーのエネルギーとタイミングジッターを測定することで稼働状態を監視するシステムを開発した。

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