2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1F14-19] 燃料デブリ3

2023年9月6日(水) 16:20 〜 18:00 F会場 (オークマ工学機械工学館2F 講義室)

座長:鈴木 達也(長岡技科大)

17:20 〜 17:35

[1F18] 福島第一原子力発電所の燃料デブリ取出しに向けたダスト飛散率データの整備

(13)非球形の切削ダストの飛散挙動解析手法の開発

*稲垣 健太1、小山 正史1、魚住 浩一1、金井 大造1、中村 勤也1、金川 俊1、加藤 徹也1、山内 大典2、茂木 一貴2、岩田 裕一2 (1. 電中研、2. 東京電力HD)

キーワード:ダスト、飛散挙動、非球形モデル、シミュレーション、粒子法

ダストの飛散挙動はその形状に大きく依存するため、飛散挙動解析においても形状を考慮したモデルの構築が必要である。本研究では粒子追跡法をベースとし、MPS法の剛体モデルと同様に複数の粒子を結合してダスト形状を再現する非球形モデルを開発した。本手法を用いて様々な形状および密度を持つダストの静止空気中における終端速度を計算し、その結果から各ダストの空気動力学径をもとめることを可能とした。また、本手法を用いて本事業で実施した試験の再現解析を実施し、飛散ダストの形状および飛散挙動の測定結果を解析結果と比較し、本手法の妥当性を確認した。また、解析結果を分析して飛散挙動の詳細を明らかにすると共に、そこから得られた知見を試験結果に基づく飛散率評価にフィードバックして飛散率に含まれる不確かさの低減に寄与した。

予稿パスワード認証
予稿集購入者向けのパスワード入力ボックスです。
参加者は、参加者用ログインからログインすると、予稿閲覧可能です。
ログインIDとパスワードは参加料決済後にメールで通知しています。

パスワード