[1G01-07] Nuclear Thermal Hydraulics

[1G05] Void fraction distribution in 5x5 rod bundle during boil-off process

*Shota Ueda¹, Takahiro Arai¹, Masahiro Furuya¹, Riichiro Okawa¹, Atsushi Ui¹, Kenetsu Shirakawa¹, Tadakatsu Yodo² (1. CRIEPI, 2. MHI)

Keywords:Boiling two-phase flow, Boil-off condition, 5x5 rod bundle, Void fraction, SubChannel Void Sensor

軽水炉の事故後に長時間が経過し炉心流量の停滞した炉内では、プール沸騰が持続することで水位が低下していくボイルオフが生じる可能性がある。軽水炉の事故進展解析において長期炉心冷却性を評価する観点から、ボイルオフ過程における二相水位やボイド挙動を再現することも重要である。本研究では、当所の軽水炉三次元熱流動実験設備SIRIUS-3Dとサブチャンネルボイドセンサ（SCVS）を用いて、実機の燃料集合体を部分模擬した5×5バンドルにおけるボイルオフ過程のボイド時空間変動を計測した。本報では、水位低下に伴うバンドル内ボイド率分布の時間発展について検討した結果を報告する。