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[1N10] Development of methodology for seismic-tsunami superposition PRA
(3) Evaluation method of superposed hazards and enhancement of seismic hazard evaluation
Keywords:Probabilistic Risk Assessment, Seismic-tsunami superposition PRA, Superposed hazards, Correlation, Epistemic uncertainty
対象地点において複数の外部事象が想定される場合,その地点に存在する施設・構築物のリスク評価は複数の外部事象によるハザード(所謂,マルチハザード)を入力条件とする必要がある。特に,発生要因が完全に異なる外部事象ではなく,同一のソースから複数のハザードが引き続き発生する地震・津波重畳の場合,個々のハザードを独立・別個に評価するだけでは十分ではない。本研究では,同一ソースに起因する二つの事象(地震・津波)の重畳を考慮するため,地震動強度と津波高さの相関情報を組み込むことで,地震・津波重畳ハザードを簡易的に評価する手法を開発した。加えて,津波ハザード評価との接続性を高めるため,地震・津波重畳ハザードに大きな影響を与える,規模が大きい海溝型地震に適用可能かつ,従来の地震動予測式よりも長い周期まで評価されている最新の地震動モデルを組み込み,確率論的地震ハザード評価の高度化も図った。