2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 502-1 原子炉材料,環境劣化,照射効果,評価・分析技術

[2A15-21] 圧力容器鋼

2023年9月7日(木) 16:10 〜 18:00 A会場 (IB電子情報館1F IB013)

座長:若井 栄一(JAEA)

17:40 〜 17:55

[2A21] ノンパラメトリックベイズ法による脆化予測を適用した確率論的破壊力学解析

*髙見澤 悠1、李 銀生1 (1. JAEA)

キーワード:原子炉圧力容器、確率論的破壊力学、照射脆化

確率論的破壊力学(PFM)に基づく原子炉圧力容器(RPV)の構造健全性評価では、 中性子照射による脆化量の確率分布を考慮することが重要である。本発表では、近 年JAEAで開発した、機械学習とベイズ統計に基づく統計解析手法であるノンパラ メトリックベイズ(BNP)法を用いた照射脆化予測手法をPFM解析コードPASCAL に導入する具体的方法と、BNP法と現行の国内規格による脆化予測の違いがRPV の破損確率に及ぼす影響について検討した結果を報告する。