2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2E08-09] ジオポリマー

2023年9月7日(木) 11:25 〜 12:00 E会場 (オークマ工学機械工学館1F オークマホール)

座長:針貝 美樹(原環セ)

11:40 〜 11:55

[2E09] 放射性廃棄物固化材としてのジオポリマー

(11) ジオポリマーの空隙量と収着分配係数の関係

*足立 栄希1、関根 伸行 (1. 富士電機)

キーワード:ジオポリマー、空隙量、収着分配係数

ジオポリマーの熱水中加熱による劣化加速試験において、内部空隙量増に伴ってSrの収着分配係数(Kd)が増加する傾向がみられた。今回、空隙量と分配係数の関係を検証するため、ジオポリマー作成時に添加する水量により空隙量を調整した試料を作製しKdを評価した。その結果、調整した空隙率範囲では空隙率とKdとの相関は弱いものの、調整範囲では各増分は概ね一致した。これはKdが空隙率に比例する可能性を示している。